ゲーム大好きっ子をプログラミング学習へ導く7つのステップ|遊ぶ側から作る側へ

プログラミング学習

ゲームばっかり…は、実はチャンスかもしれません

「うちの子、ゲームばっかりしていて大丈夫かな…?」
そう感じたことのある親御さんは多いのではないでしょうか。

しかし見方を変えると、
ゲームに夢中になれること自体が、プログラミング学習の最高の入口
になる可能性があります。

なぜなら、ゲームはもともと「プログラムで作られた世界」だからです。

この記事では、
ゲームで遊んでいる子どもを、無理なく“作る側(プログラミング)”へ導くための具体的な手順を、家庭で実践できる形で紹介します。

プログラミングの専門知識は一切不要です。
親ができるのは「教える」ことではなく、「視点を少し変えてあげること」だけです。

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大前提|ゲームを否定すると、学びの芽は育たない

最初に押さえておきたいのは、
ゲームをやめさせること=プログラミング学習ではない
という点です。

  • ゲーム=悪いもの
  • プログラミング=良いもの

という対立構造を作ってしまうと、子どもは心を閉ざしてしまいます。

大切なのは、
「ゲームが好き」という事実を、そのまま肯定することです。

ステップ①|まずはゲームを「認める・理解する」

最初のステップはとてもシンプルです。

口出しせず、否定せず、興味を持つこと。

声かけ例

  • 「そのゲーム、どんなところが面白いの?」
  • 「今どんなことしてるの?」

この段階では、
プログラミングの話は一切出さなくてOKです。

子どもが
「自分の好きなものを認めてもらえた」
と感じることが、その後の誘導の土台になります。

ステップ②|ゲームの「仕組み」に目を向けさせる

次に行うのは、遊びを“観察”に変えることです。

おすすめの質問

  • 「そのキャラ、どうやって動いてるんだと思う?」
  • 「敵に当たると、なんでゲームオーバーになるのかな?」
  • 「点数って、いつ増えてるんだろう?」

これは、
プログラミングの基本である「命令・条件・結果」
を、専門用語なしで体験させる質問です。

答えが合っているかどうかは重要ではありません。
「考えてみる」ことが目的です。

ステップ③|命令ではなく「情報」として伝える

ここで多くの親がやってしまいがちなのが、

「じゃあプログラミングやってみたら?」

という直接的な提案です。
これは子どもにとって「やらされ感」が出やすくなります。

おすすめなのは、

第三者情報として伝える方法

です。

伝え方の例

  • 「そのゲーム、簡単なのなら自分で作れるらしいよ」
  • 「同じようなゲームを作る教材があるみたい」
  • 「YouTubeで作り方見てる子もいるらしいね」

「やりなさい」ではなく、
「そんな世界があるらしい」
という距離感がポイントです。

ステップ④|最初は「完全コピー」でいいと伝える

プログラミングに対して、子どもも親も誤解しがちなのが、

「オリジナルで作らないと意味がない」

という考えです。

しかし実際は、

最初は真似して作る=正しい学び方

です。

親の声かけ例

  • 「最初は見本どおり作るだけでいいんだって」
  • 「同じのを作りながら覚えるらしいよ」

Scratchなどの教材では、
完成例をそのまま再現すること自体が学習になります。

ステップ⑤|「少し変えてみる?」で創造へつなげる

コピーができたら、次はほんの小さな変更を促します。

変更の例

  • キャラクターの色を変える
  • 動くスピードを変える
  • 音や効果を追加する

この段階で初めて、
「自分で考えて作った」感覚が生まれます。

ここまで来ると、子どもはもう
「勉強させられている」
とは感じていません。


ステップ⑥|完成度ではなく「作ったこと」を評価する

親が意識すべきなのは、
出来栄えを評価しないことです。

見るべきポイントは、

  • 最後まで作った
  • 自分で考えて変更した
  • 前より理解が深まった

声かけ例

  • 「ちゃんと動いてるのがすごいね」
  • 「ここ自分で考えたんだ」

この承認が、
次の「また作りたい」につながります。

ステップ⑦|「遊ぶ」と「作る」を対立させない

理想は、

  • ゲームで遊ぶ
  • 作ってみる
  • また遊ぶ

という循環型の関係です。

遊ぶからこそ、
「こうしたら面白そう」
「次はこうしたい」
という発想が生まれます。

ゲーム時間を敵にせず、

学びの源として扱うこと

が重要です。

親が覚えておくと楽になる考え方

  • プログラミングは「勉強」ではなく「体験」
  • すぐに成果が出なくても問題ない
  • 興味を持った時に触れれば十分

ゲームが好きな子どもは、
すでにスタートラインに立っているとも言えます。

まとめ|ゲーム好きは、プログラミングの才能の芽

ゲームで遊んでいる子どもを
無理に変えようとする必要はありません。

  • 否定しない
  • 仕組みに気づかせる
  • 命令せず選択肢を渡す
  • 真似から始める
  • 小さな成功を認める

この流れを意識するだけで、
「遊ぶ側」から「作る側」への扉は自然に開いていきます。