遊んで学ぶ 初めてのプログラミング ~ 幼児でも楽しめるViscuit(ビスケット)~

プログラミング学習

プログラミング学習っていつから始めるか悩みますよね。実は文字が読めなくてもプログラミングの基本が学べる教材があります。

今回は幼児でも使える「Viscuit(ビスケット)」という無料で使えるプログラミング教材について詳しく見ていきたいと思います。

幼児向けプログラミング教材「ビスケット」:遊びながら学ぶプログラミング

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Viscuit(ビスケット)とは?

Viscuit(ビスケット)は、日本で開発されたプログラミング学習教材です。

文字に不慣れな幼児から小学校低学年の子供たちに、プログラミングの基礎を楽しく学んでもらうために開発されました。

ビスケットは文字入力などプログラミングの知識が必要なく、アイコンや自分で描いた絵を使ってプログラムを作成します。

プログラミングの考え方を直感的に理解できるようにデザインされており、子供たちは自分の描いた絵が動く様子を見ることで、プログラミングの楽しさを実感できます。

ビスケットの特徴、メリット・デメリット

ビスケットの特徴

ビスケットの特徴的な点は、プログラミングの基本概念「もし〜なら〜する」という条件を、アイコンを使って表現できることです。

例えば、魚の絵と波の絵を用意し、「もし魚が波に触れたら泳ぐ」と設定することで、魚が波に触れると動き出すアニメーションを作ることができます。

これにより、子供たちは条件分岐の基本を理解しやすくなります。

ビスケットのメリット

視覚的で直感的な操作

ビスケットは絵を描いたり、アイコンをドラッグ&ドロップするだけでプログラムが作れるため、小さな子供でも楽しみながら操作できます。

文字を読む力がまだ発達していない幼児でも、視覚的な要素を通じてプログラミングの基本を学ぶことが可能です。

想像力と創造力の育成

自分でキャラクターやシーンを描くことで、子供たちは創造力を発揮します。

また、自分の作ったものが動く様子を見ることで、達成感や自信を育むことができます。

これにより、プログラミングの学習が単なる技術的なスキルの習得にとどまらず、子供たちの想像力や表現力を引き出す機会となります。

プログラミングの基本を自然に学べる

ビスケットでは、条件分岐や繰り返しといったプログラミングの基本的な概念を、遊びながら自然に学ぶことができます。

これにより、プログラミングに対する興味を持ち、将来的により高度なプログラミング学習への道を開くきっかけとなるでしょう。

親子で楽しめる

ビスケットは親子で一緒に楽しめる教材です。

親が子供をサポートしながら、一緒に新しい作品を作ったり、アイデアを出し合ったりすることで、コミュニケーションを深めることができます。

共通の趣味としてプログラミングを楽しむことで、子供とのコミュニケーションが深まります。

デメリット

機能の制約

ビスケットは幼児向けに設計されているため、機能がシンプルで高度なプログラムの作成は難しいです。

本格的なプログラミングに挑戦したい子供には、物足りないかもしれません。

他のプログラミング言語との違い

ビスケットのビジュアルプログラミングは特徴的で、テキストベースのプログラミング言語とは大きく異なるため、他のプログラミング言語への移行には別の学習が必要です。

なのでビスケットで学んだ知識が、すぐに他の言語で応用できるとは限りません。

親のサポートが必要

幼い子供がビスケットを使う際には、親のサポートが必要です。

特に、初めてプログラミングに触れる子供にとって、親が一緒に学ぶ姿勢が重要になります。

忙しい家庭では、十分なサポートを提供するのが難しい場合もあります。

ビスケットの使い方

ビスケットの使い方はとても簡単で、以下の手順で始められます。

アプリのダウンロードか公式サイトにアクセス
まず、スマートフォンやタブレットにビスケットのアプリをダウンロードします。パソコンの場合は、公式サイトにアクセスすれば無料で使えます。

ビスケット viscuit
コンピュータは粘土だ!!

アカウント作成(必要な場合)
使用するデバイスによってはアカウントの作成が必要です。

絵を描く
子供は画面上で自由に絵を描きます。描いた絵をプログラムの一部として利用します。

動きを設定する
絵に対して「もし〜なら〜する」といった動きを設定します。設定はメガネというツールを使って簡単にできます。これにより、描いたキャラクターが動き出します。

作品の共有
完成した作品は、アプリ内で他のユーザーと共有することも可能です。

具体的な使い方(遊び方)は、コチラの公式サイトで見ることができます。

あそぶ:あそび方動画
あそび方動画あそび方動画はかんたん・ふつう・むずかしいの3段階にわかれてるよ。初めてのお友だちは、「かんたん」からはじめてみよう。あそんだことがあるお友だちは、「ふつう」や「むずかしい」に挑戦してね。きっと新しい発見があるよ。さあ、見てみよ

ビスケットの次は?

ビスケットをある程度経験した後は、次のプログラミング学習にステップアップしてみてはどうでしょうか。おすすめのツールは、以下のようなものがあります。

Scratch(スクラッチ)

より多機能なビジュアルプログラミングツールで、簡単なゲームやアニメーションを作成できます。

ビスケットで学んだ基礎をもとに、さらに複雑なプログラムを作成することができる秀逸な教材です。

日本語にも完全対応、無料で利用できます。

ロボットプログラミング

ゲーム作成とともに子供たちに人気があります。

ブロックを組み立てたりロボットを自作してプログラムで動かすなど遊びの要素を含んでいるため、知らず知らずのうちにプログラミングの基礎が身につくことが期待できます。

テキストベースのプログラミング言語

基本的なプログラミング概念を理解し、少し本格的にプログラミングを始めてみたいなら、PythonやJavaScriptなどのテキストベースの言語に挑戦してみるのも良いでしょう。

まとめ

ビスケットは、幼児から小学校低学年の子供たちに、楽しみながらプログラミングの基礎を楽しく学べる優れたプログラミング教材です。

視覚的で直感的な操作、創造力の育成、親子で楽しめる点など、多くのメリットがありますが、機能の制約やテキストベースの言語への移行の難しさなどのデメリットもあります。

それでも、ビスケットを通じてプログラミングの楽しさを体験することで、子供たちは将来の学びに対する意欲を育むことができるでしょう。

親子で一緒にビスケットを楽しみながら、プログラミングの世界への第一歩を踏み出してみてください。

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